〜メットライフ「ビー ウィズ ユー プラスⅡ」を整理してみた〜
子どもの大学資金、どう準備していますか?
シングルマザーの私も「教育資金をどう確保するか」はずっと悩みのテーマです。
今回は、FPさんから提案された 外貨建て終身保険(米ドル建)「ビー ウィズ ユー プラスⅡ(メットライフ生命)」 を、教育資金として使えるのか?を整理してみました。
外貨建て終身保険「ビー ウィズ ユー プラスⅡ」の基本
- 一時払い型:200万円をまとめて支払う
- 米ドルで運用:契約時の為替レートでドルに換算
- 運用利率:契約時の利率(例:5.14%)で20年固定
- 最低保証利率:2%は必ず保証される
👉 最悪でも2%は増える仕組みになっています。
お金の動きのイメージ
- 200万円をドルに換算すると 約55,281ドル
- 年5.14%で20年運用すると 31,460ドル(約2.3倍)
- ただし日本円に戻すときの為替レート次第で、受け取り額は大きく変動
メリット(外貨建て保険の魅力)
- 利率が高い:円建ての学資保険や預金より有利
- 死亡保障あり:万一のときも元本以上が戻る
- 2%保証あり:最低ラインが見えている安心感
デメリット・注意点
- 為替リスク:円高時に解約すると元本割れの可能性
- 解約リスク:途中解約で「市場価格調整」がかかる
- 教育費のタイミングに合わない可能性:大学入学の時期が円高なら不利
教育資金として使う場合の考え方
- 上の子(9歳) → 大学まで9年。まだ解約には早く、元本割れリスクが残る
- 下の子(5歳) → 大学まで13年。増えている可能性はあるが、為替リスクは残る
👉 絶対に教育資金で使うならリスク大。
👉 長期で置いておける余裕資金としてなら検討の余地あり。
私の結論
- 必ず使う教育資金は円建てで安全に準備 (学資保険・定期預金・円建て運用など)
- 余裕資金で「増やしたい部分」なら外貨建ても選択肢
利回りの高さに惹かれがちですが、本当に大事なのは「使う時にちゃんと使えるかどうか」。
子どもの未来に必要なお金だからこそ、リスクを理解して、自分の家庭に合った形で準備することが大切だと実感しました🌿
私の教育資金準備プラン
今回の外貨建て保険を検討した結果、私はこんな形で進めることにしました。
① 学資保険(すでに加入済み)
- 長男・次男それぞれ 200万円 を18歳時に受け取り予定
- 大学入学直前にまとまったお金を受け取れるのは安心材料
② 銀行預金(安全資金)
- 長男:180万円
- 次男:160万円 👉 いざという時にすぐ使える「安心資金」
③ 積立NISA(増やす部分)
- 毎月3万円をインデックスファンドで積立
- 教育費として使う時期が近づいたら、少しずつ安全資産に移していく
- 「長男は9年後」「次男は13年後」に必要なので、時期に合わせてリスク調整
④ 安全資産シフト(リスク管理)
- 長男:7年目から少しずつ株式→円の安全資産へ
- 次男:11年目からシフト開始 👉 必要な時に確実に使えるように守りを固める
おわりに
外貨建て保険も魅力はあるけれど、私は「教育資金」という目的に合わせて 円建てを基本に、積立NISAで増やし、最後は安全資産に移す という形を選びました。
教育資金の準備には正解があるわけではなく、家庭の状況や価値観によってベストな方法は違います。
大切なのは「安心して子どもの未来に使えるお金」を、自分のペースで準備していくこと。
そんな視点で、これからもコツコツ進めていきたいと思います🌿



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