整理収納アドバイザーの勉強を始めてから、
暮らし方や心の持ち方が少しずつ変わってきました。
「モノを減らす」という行動の先には、
「自分を見つめ直す」という心の整理があるのだと感じています。
CBT試験を終えて感じたこと
先日、整理収納アドバイザー1級の一次試験を受けてきました。
全国のCBTテストセンターで受ける択一式の試験です。
しっかり勉強していったつもりでしたが、実際はなかなか難しく…
その場で合格がわかった瞬間、心底ホッとしました。
勉強を進めるうちに、「整理収納」は単なる片づけ術ではなく、
“自分を知る”学びなんだと気づくようになりました。
モノが減ると、心が整う
部屋の中のモノを見直していくと、
「あれも、これも必要だと思っていたけれど、
実は無くても困らないものが多かった」と感じます。
不要なモノを減らすと、
心の中にも“ゆとり”が生まれ、
小さな幸せに気づけるようになりました。
💬 足るを知る、という考え方
「足るを知る(たるをしる)」という言葉は、
古代中国の思想家・老子の教えに由来しています。
意味は「今あるものに満足し、必要以上を求めないこと」。
「足りないもの」ではなく
「すでにあるもの」に目を向けて感謝する、という考え方です。
モノを減らすという行為は、
まさにこの“足るを知る”を実践していくこと。
片づけを通して、
「これがあれば十分」と思える瞬間が増えていくことこそ、
私にとっての豊かさなのだと思います。
“整う”ことは、暮らしも心も軽くする
以前の私は、モノを持つことが安心でした。
でも今は、「必要なものを必要なだけ」で十分だと感じます。
“足るを知る暮らし”を意識してから、
無理して何かを増やすより、
「今ある幸せ」を感じることができるようになりました。
暮らしの整理は、心の整理。
そして、心が整えば暮らしも整う。
これからも「整う、私のペースで。」を大切に、
少しずつ丁寧に暮らしていきたいと思います。



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